『迎春花』・『春告花』とも呼ばれているれんぎょう。
新潟では3月に咲き始め、鮮やかな黄色で春の訪れを知らせてくれます。
枝は長く伸び、枝が垂れて地につけば、根を張る程の生命力を持ちます。
高い抗酸化力をもつれんぎょうは、中国で古くから漢方薬や生薬として使用されてきました。
れんぎょう茶がつくられているのは新潟県の下越地方にある旧紫雲寺町(現新発田市)。
旧紫雲寺町は、昭和58年にれんぎょうを町の花として制定しました。
町から各家庭へれんぎょうの苗木が配布され、道路沿いへの植樹が提案されます。
そうして、今日まで30年の歳月をかけ、住民が一体となってれんぎょうを守り続けてきました。
今では、旧紫雲寺のメイン通りが “れんぎょう街道”として華やかな黄色で彩られるようになったのです。
紫雲寺町がれんぎょうの普及を熱心に行なっていた頃、れんぎょう研究者である北海道医療大学名誉教授西部三省薬学博士はれんぎょうの果実と同じ成分が葉にも含まれていることに着目しました。
西部薬学博士は、紫雲寺へれんぎょう茶づくりを提案しました。申し出を受け、話を聞きつけた有志と先生の連翹茶研究が始まります。
その後、2007年に日本初のれんぎょう茶の販売に成功しました。
全国で唯一のお茶です。
葉の収穫はすべて手作業。
6月末から葉を手作業で摘み取っています。
れんぎょう茶はノンカフェイン。からだに優しいお茶です。
お子様から年配の方まで、安心してお飲みいただけます。
レンギョウポリフェノールとも呼ばれています。オリーブにも含まれるポリフェノールの一種で、赤ワインのポリフェノールのリスベラトロールの1.5倍、ビタミンCの5倍の抗酸化作用があります。
ゴマに多く含まれるセサミンと同じリグナンの一種。抗酸化作用があり、大豆イソフラボンと同様に、女性ホルモンに似た働きをします。
れんぎょうポリフェノールの一種で、他の植物にはないれんぎょう特有の成分です。
野菜にも含まれていますが、調理過程で失われやすく、不足しがちなミネラルの一つです。高血圧の原因となるナトリウムや腎臓の老廃物の排出を促す作用の他、筋肉の収縮をスムーズにする作用があります。
れんぎょうの素晴らしさをたくさんの方に知っていただきたいという思いから、当組合が主催で開催しているイベントです。
組合立ち上げ時の、街の人の健康に役立てればという思いを引継ぎ、旧紫雲寺地区内の小中学校にて、感染予防に効果があるのかの検証を行っています。
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